後半戦。

 ちょいとムラムラして、回線も混雑するであろうに、帰宅後もリネ始める。で、小一時間ほどマズい飯(デン子〜)を食べていると、チャットでヒーラーの要募が。あこがれ(?)のPTデビューのチャンス到来!狩場も運良く、近くにある悲嘆の廃墟だったので、さっそく応募。

 悲嘆の廃墟は、転職クエのときに足を運んだ場所。そのときの「ぬるい」イメージのままに突入。あれ!?イメージ違う!、ていうか力士が!透けるトンが!前回とは正反対の入り口!よも、廃墟ごときがまるまる村一個分のスペース確保しているとは!MMO慣れしていないとこれだから……、もう。待たせているだろう焦りから、強行突破を試みる。果たして道に迷う。地図を広げると全くの遠回りしている。そうこうパニクっていると、後ろから透けるトンにどつかれまくり、命からがらの敗走力走!情け容赦なくリンクする骨。PTハント始める前に強制送還とてつもなくカコワルイ!しかしシーレンの姿が見えてきたあたりで追撃が止む。だれかがきっと引き受けてくれてのだ。感謝する余裕も無かったことを恥じてみると同時に、ここで改めて「助かりました、ありがとうございます。」と述べてみる。で、結局出たのが山裾に隔てられた別口。またもむりやり山越えして、待ち合わせと思しき場所に、ようやっと到着。

 今回、誘ってくださったのが、エル男君の「エーアスト」さんと、ドワっ娘の「キズナ」さん。無様に遅刻してきたので、タコ殴りにされるのを半分覚悟してたけれど、気さくに許してくれたお二人の背には後光が。 軽く挨拶をすませ、先程逃げ出してきた廃墟奥へと突入。予備知識はあったものの、ソロの時とは格段に違うハイペース。力士を!透け骨を!次々と狩りまくる二人。その後ろからコソコソと魔法を放つ。自分が魔法系であることを始めて実感。慌しくものの、コレ楽ですワ、マジで。とかしているウチに、エーアストさんがいきなりタコ殴られ、魔法が追いつかず、死亡するという展開に!栄光の「せぇしょく者」の経歴にいきなりの汚点!!一応に習得しておいた蘇生術が早くも役に立とうとは!
 そしてガス欠となりしばしの休憩。充電後、またもかっ飛ばしていると、うっかり敵にちょっかいを出し、的にされ死にかけること二度三度。しかもすぐにまたガス欠。初心者とはいえ、もう足引っ張りまくり。
 お情けをかけてもらい、後半は廃墟の浅いところへ狩場を移す。移るや否や、キズナさん、「乱獲だーーーーー!!」の掛け声。「フォーフロドーーーーっっ!!」なテンションで、狩場を右往左往。二人の回復や援護射撃をメインに、自ら交戦もしたり。

 ……で、狩りを一段落させ、村へ帰還。その後もついて行こうかとも思案したが、そこでPT解散することに。解散の際に、お二人が友録してくれた。感謝感激するとともに、今度またお誘いあった時には足手まといににならぬよう、修行と工夫を重ねておこうと思ってみたり。
 ともかくも、エーアストさん、キズナさん、初PT、興奮できて楽しかったです。ありがとうございました。


 【備考】
 今回のことで、自分の手際の悪さとMPの低さを確認。ツールボックスのカスタマイズと装備を、ソロ用とPT用に使い分けたほうが良いのではないかと思われ。ボックスはともかく、装備には手が回るかどうか、だが……。
 さらに、補助魔法は、かけるのに時間が無駄なんじゃあないかと感じたりも。目指すプロフィットの意義に微かな疑念が……(苦笑)。

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