【040409】

 今朝は、エーアストさんとペア狩り。てゆーか押しかけ。この押しかけへの「焦り」が今回の悲劇の始まり。

 時間がもったいないという焦りと、あの時からレベル3つも上がっているから、一匹くらいになら襲われても対応できるであろう侮りから、エーアストさんのいる悲嘆深部へ、またも単身突破を敢行する。
 途端に、横合いから襲いかかる戦力士!
 ここで留まり応戦しておけば良かったものの、「ええいッ、邪魔くさい!エーアストさんと合流したら、オノレなぞHP吸いまくりじゃッッ!!!」などと逃走力走にかかる。
 悲劇のスパイラルシュート。避けようとするものの、釣れるわ釣れるわ、容赦なくリンクしてくる、肉!肉!骨!肉!骨!骨!!ワッショイワッショイ!肉骨祭りだ!これがホントのカーニバル(謝肉祭)ーーーっっ!!!!
 ヤケを起こしつつも必死に回復を図る。しかし5〜7匹から叩かれたら到底追いつけるものでもなく、剥しにかかってくれた方々もいたのだが、甲斐なく死亡。遺品発生。
 ここでさらに、遺体放置しておけば、エーアストさんに拾ってもらえたそうなのだが、ソロに慣れた悲しさ、知らずに即行で村へ転送してしまう。
 全くありがたいことに、助けに入ってくれた方が遺品回収もしてくださったとの、エーアストさんからのwisが。この神の如く親切な方、ア○○さんとwisを交わしつつ、再び悲嘆へ。

 悲嘆に到着し、エーアストさんと連絡を取る。
 「どの辺ですか?」
 「北側のゲートの手前で殺されました T T」
 今度は慎重に探すけれど、まだ姿が見えず。エーアストさんとも、ア○○さんとも合流できない。
 途方に暮れている合間に、
 「さっき追われてた方ですよね。」
 と闇エル男子に声を掛けられる。自分、早くも有名人に!?
 「一緒に探しましょうか?」
 あああッ、今度は親切祭りが!!その御厚意に甘えようかと思ったところで、南口にいるというエーアストさんからのwis。闇エル男さんに礼を述べて別れ、南口へ。

 ようやっとエーアストさんと合流できた。ご足労掛けさせました。
 さて今度はア○○さんと合流せねば。殺害現場に到着するも、またも待ちびと影見えず。
 ちなみに現場は、悲嘆の南口から入って、北に向かったところの二つ目のゲート、その手前の広場。
 「いないですね。」
 「北のゲートで待っててもらってるはずなんですけどねえ。」
 するとエーアストさんの速攻、適切なツッコミ。
 「ここ、南側ですよ。」
 Σ\(゜∀ ゜;)/
 はい、お気付きの方も多いでしょう。現在地の北に見えるゲート(アーチと言うべきだったか)を、今の今まで、ずぅ〜〜〜〜〜っと、悲嘆の「北口」と思い込んでいたのです。全く学習してません。
 慌てつつも、狩りをしながら慎重に北口を目指す。
 エーアストさんのおかげで北口までやっと出られたが、ア○○さんらしき姿は見えず。
 (ああもうさすがに呆れ怒って、去ってしまったか……)
 と憮然となりかけたところへ、同業姿のア○○さん登場。後光が眩しい!!ああもう、自分とは雪と墨!
 そのア○○さんに、遺品を渡していただいたお礼と、詫びを入れ、ようやっと狩り本番開始。残り1時間を切る。

 ペース出てきたところで、今度は処理が落ち始める。仕方なく、画面を暗くして狩り続行。しばらくするとエーアストさんとはぐれてしまった上に、射骨に的にされ始めている!しかも、敵の姿は見えず、建物にはまったらしく、身動きが取れない。調子に乗り、嬲りにかかる射骨!なまじっかなPKよりものタチの悪さに、マジに芽生える憎悪!
 (ああもう、今日はここでお終いか……、畜生め!!)
 などと、絶望感に打ちひしがれているところで、蹂躙の手が止む。救いの手が入ったらしい。
 その人の姿も確認できず、漠然と礼を言って、なんとか戦線復帰する。その頃、エーアストさんもいっぱいいっぱいになっていた。危ない、危ない。

 その後は、無難に狩を続け、時間となったのでお開きに。

 お付き合いいただいた上に、散々ご面倒掛けたエーアストさん、御厚意に仇なすかのごとく振り回してしまったア○○さん、親切に声を掛けてくれた闇エル男さん、射骨から救ってくれたであろうドワっ娘さん。この場で深く感謝陳謝いたすであります。

 つくづく、人の情けの深さを思い知ると同時に、スペックアップを改めて強く心に誓うのであった。


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