【0404011】

  「けさももくもくとかりをしておわりました、まる」
 そんな日記を掲載せざるを得ないような、単調な出だしだったのだが、どうして神様は、大なり小なり、ネタを用意してくれているものだ。

 今朝は、とてもフレンドリーな中ッ国の方(以下、「先行者」)がいて、片端から(知ってか知らずか)東の民に声をかけまわっている。
 英語で応対しようという奇特な方もいたのだが、かまわず自国語でまくしたてる先行者。
 ただでさえ、人見知り激しいのに、こんな絡まれ方したらたまらんと、狩場を移すことに。
 すると、もう一人、同郷と思しき方(以下、「後行者」)が出てきて、先行者に声をかけ始める。
 二人仲良く、いつまでもお幸せに、などと思っていると、会話の流れが異様な感じに。
 先行者に対し、矢継ぎ早に質問を浴びせかける後行者。それに対していい加減キれたか先行者、語尾が「!」と荒くなり、醜い言い争いを始めた模様。伝家の宝刀、民族紛争か!?
 無論、自分には中ッ国言語のスキルはないので、スキルのある方、翻訳プリーズ。

 民族紛争はいずこ、平和となった狩場へ戻り、狩りを続けた後、座り込みをしていると、北の方から押し寄せてくる巨大な黒い影!闇エル男子を先導に、蜘蛛、蜘蛛、蜘蛛……の大マラソン大会!
 ここで立ち上がらねば、せぇしょく者の名折れ!とばかりに救助に馳せ参じる。後で思えば、あれは闇エル達の引き狩りだったのだから、冷静にSS撮っておけば良かったと、善人を気取った事を後悔。戦場カメラマンとしての気構えがなっていない。いや、別に戦場カメラマンになるつもりは無いのだが。

 時間も迫ってきたので、
(2時間半で30%か、予想より少なかったな……)
 とか思いながら狩ってると、アイボから金属片が。
 ? 毒蜘蛛のショートスピア片を拾い忘れたか?
 手を伸ばし、拾い上げたところ、
 ッッッッ!!!!
 こッ、これは、「レア」と言うヤツーーーっ!!?
 いや、Mクラスのレアを求めている方々にはどうというモノではないのであろうが、こちらにしてみれば、(店頭売却価格にしても)10Kクラスの代物はゲットしたことなかったので、一気にテンションが上がる。
 とはいえ、また手に入ろうという期待感はゼロ。なぜなら、ここまでに、多くて2千、少なく見積もっても1.5千匹はアイボを狩っているだろうから、0.050〜0.067%の確率になる。
 それに、次にLvしたら、いい加減次の狩場を見つけないといけない。
 まあ、おいしい思いさせていただいたので、気分良くログアウト。

 さてさて!今日はいよいよ秋葉で(推奨)グラフィックボードを購入!ついでにメモリも増設予定!
 これでやっとラグに泣かされずにプレイできるというもの。
 ああ、明日の朝が待ち遠しい〜ッ。

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