【040517】

 このところ、処刑場、クルマ湿地帯、塔の中と、いわゆる「日の射さない」不健全な場所での狩りばかりだったので、晴天下の広々とした草原を動き回るのは、実に新鮮だ。

 で、さっそくソロでのトレオーク狩りを開始。小手調べに足男に手を出す。
 ……なんだこいつ、水名のクセにえらく堅いぞッ!!WS×7〜8発を要する。
 後で調べたら、どいつもこいつもHPが1,000以上。
 緑名のオフ丸指揮官でさえ500代だというのに……。
 まあ、その分、Exp.ももらえるようなので、根気よく狩っていくことにしよう。

 で、まだ2〜3匹も狩っていないところへ、エルメスFさんが近づいてきて、「pt?」というや、いきなり勧誘コマンドを実行してきた。
 いきなり異人さんに捕まるとは!
 しかも、「アイテム:拾った人」仕様。
 いちいち交渉する智恵も気概もないし、早くLvが上がるに越したことはないと自分に言い訳し、PTを組むことに。
 ところがペア狩りかと思ってたら、いきなりのPTメンバー表示3人に!彼方から駆け寄ってくる闇エルメスさんとドワっ娘。もちろん、異人さんPT。てゆーか、こうなるとむしろ自分のほうがエトランゼ。
 なんとも妙な緊張感が走る。
 しきりに語りかけてくるエルメスさん。
 「lv+」
 「lv+++」
 てっきり、レベルのことを聞かれてるのかと思い、「34」と応えるも、「nono」と返されてしまう。
 後の流れで気付いたのだが、どうやらbuffのことらしい。
 とすると、たまに聞こえる「+++++++++++++」てのは、buffか回復の要求なのだろうか?

 ともかく、その後も語りかけてくるエルメスさん。
 名前が英記なので、同郷と思われたか。
 とりあえず「i’m japanese」と断りを入れる。

 狩り開始。
 まあ、人のいる時間で無いせいもあってか、野営陣地内だろうが外だろうが、構わず駆け回り、片っ端から手を出す。
 たまに陣地内に腰を据えたかと思っていたら、敵が枯れた場合には、外の陣地からも引っ張ってくる勢い。
 こちらのMPが尽きかけているときにもそれをやるので、エルメスさん、闇エルメスさん、1回ずつ死亡。ドワっ娘と自分はそれぞれ死にかける。
 また、自分達の索敵圏内に他の人の獲物が紛れ込んだ場合には、たとえ相手が同郷であろうとも、その獲物を手にかける。しかも、相手はこれに「xei xei」と応えたり。
 彼女(?)等のこういったプレイスタイルについての是非は、読んでいる皆さんの常識に任せるにして、自分としては、正直、ただ単純に愕然となる。

 気は使ってくれているようで、特に誘ったエルメスさんは、マメにドロップ品をトレードコマンドで無償で譲ったりしてくれる。
 「ランダムに分配」の仕様が、気質的に気に入っていないのかも知らん。

 1時間ばかり参加して、今日は終了。
 おかげさまでExp.約+10%。
 しかし正直疲れました(汗)。
 馬鹿発言で間をもたす自分としては、これが通じないという空気が、なんともやるせない。特に休憩中。
 向こうも気を使っているのか、同郷同士での会話もしない。これがまた自分的には気まずく感じる。
 いっそのこと、日本人についての意見を言っててもらってたほうがまだしもか。どうせ通じないし(苦笑)。

 今の自分では、とりあえず「がんばってください」としか言い様がなく。

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